「あずきバー」は井村屋から発売されているアイスです。
2023年には発売50周年を迎え、「あずきバー復刻版」が発売されました。
そんなあずきバーに販売中止という噂がありますが、本当なのでしょうか?
また、あずきバーの特徴といえば硬いこと。
「昔と比べて固くなっている」と言われています。
そこで今回は「あずきバー復刻版」がどこで売ってるのか?
硬さに関する噂の理由となど調査してみました。
あずきバーが販売中止?

引用元:井村屋公式サイト
調査の結果、あずきバーは販売中止されていないことが分かりました。
2024年10月現在も、全国の量販店やスーパー、コンビニエンスストア、井村屋ウェブショップで販売されています。
では、なぜあずきバーの販売中止という噂が流れたのでしょうか。
さらに、過去に販売中止となったあずきバーの商品があるのだそう。
販売中止という噂の理由
あずきバーが販売中止という噂の理由は、リニューアルしたからだと考えられます。
1973年に発売されたあずきバーは、2023年に50周年を迎えました。
50周年を記念して、あずきバーをリニューアルしたそうです。
リニューアルに伴い、店舗に売っているあずきバーは品薄状態になります。
店舗であずきバーを見かけなくなった人が、「販売中止になったのでは」と考えたのかもしれません。
販売中止になったあずきバーの商品とは?

引用元:井村屋公式サイト
販売中止になった商品とは、やわらかいタイプのあずきバーです。
硬いアイスとして知られる井村屋のあずきバー。
「やわらかいあずきバーを食べてみたい」というお客様からの要望も寄せられているそう。
お客様の要望にお応えしたのが、1992年に発売された「やわらかあずきバー」です。
その後、1997年に「あずき本舗」、2010年に「やわらか仕立てのあずきバー」を発売しました。
しかし、3種類ともあまり売れなかったそうです。
理由は、「硬くなければあずきバーではない」とのこと。
それでも、依然としてお客様からはやわらかいあずきバー商品化の要望が寄せられているそう。
そのため、日々「硬さ」の研究を続けているのだとか。
あずきバー復刻版はどこで売ってる?

あずきバーの誕生50周年を記念して発売されたのが「あずきバー復刻版」です。
しかし、限定品ということもあり「あずきバー復刻版」を店舗で見かけた人は少ないそう。
そこで、「あずきバー復刻版」はどこで売っているのか調べてみました。
コンビニ | 販売していた情報あり |
スーパーマーケット | 販売していた情報あり |
通販サイト | 販売している |
コンビニやスーパーで買ったという口コミがありました。
通販サイトでも販売しているそうです。
コンビニ
ローソンで買ったという情報がありました。
ファミリーマートで見つけたという情報も。
セブンイレブンで買ったという情報が一番多かったです。
いずれも、2023年の情報であり、2024年の情報は見つかっていません。
数量限定で販売されたため、販売は終了した可能性があります。
スーパーマーケット
スーパーでは2024年8月まで販売していたところがあるようです。
通販サイト
「あずきバー復刻版」は、井村屋ウェブショップで販売されています。
内容量 | 価格 | |
井村屋ウェブショップ | 75ml×10本 | 1,510円 |
2024年10月現在、井村屋ウェブショップで「あずきバー復刻版10本入り」が販売されています。
また、「あずきバー食べ比べセット」も販売されているそうです。
現行品のあずきバーとあずきバー復刻版が5本ずつ入っているとのこと。
数量限定ですので、食べ比べてみたい人はお早めに注文してください。
あずきバーがリニューアル

引用元:井村屋公式サイト
2023年、あずきバーは発売50周年を記念してリニューアルしました。
- 原材料の見直し
- 商品名を変更
- あずきバー復刻版を発売
①原材料の見直し
これまでのあずきバーには、原材料にコーンスターチが入っていました。
コーンスターチは、アイス中のあずきを均一に分散させるために使用していたそう。
リニューアル版では、コーンスターチをあずきパウダーに置き換えています。
原材料を減らすことで、クリーンラベル化したそうです。

引用元:井村屋公式サイト
あずき、砂糖、水あめ、食塩のみのシンプルな配合になったあずきバー。
よりあずきの自然な味わいを感じられるそうです。
②商品名を変更
あずきバーには、シリーズ品として「ミルク金時バー」と「宇治金時バー」があります。
それぞれ商品名を「あずきバーミルク」、「あずきバー抹茶」に変更し、パッケージも刷新しました。
「あずきバーミルク」のリニューアル版は、ミルクアイスに北海道産生クリームを配合。
よりリッチでコクのある味に進化しました。
「あずきバー抹茶」のリニューアル板は、『福寿園』の宇治抹茶を使用。
さらに抹茶アイスの部分に乳原料を加え、抹茶とミルクのバランスを追求しているとのこと。
③あずきバー復刻版を発売
「あずきバー復刻版」は、あずきバー50周年を記念して発売されました。
初代あずきバーが発売されたのが1973年。
「あずきバー復刻版」は、1973年発売時の原料や配合、パッケージデザインを再現したものなんだそう。
現行品の「あずきバー」と「あずきバー復刻版」の違いはこの3つ。
- 原材料
- 甘さ
- 食塩量
原材料の違いは以下の通りです。
原材料 | |
あずきバー | 砂糖、小豆、水あめ、食塩 |
あずきバー復刻版 | 砂糖、小豆、水あめ、食塩、コーンスターチ |
2023年にリニューアルした現行品には、コーンスターチが入っていません。
しかし、復刻版にはコーンスターチが入っています。
甘みに関して、現行品はすっきりとした味わいに仕上げるためにグラニュー糖を使用しています。
復刻版は当時の原料に合わせて上白糖を使用。
コク深い甘みに仕上げられているそうです。
食塩量は初代あずきバーよりも3割カットされているそうですが、現行品よりも復刻版の方が多く入っているとのこと。
塩味によって甘みが引き立てられています。
あずきバーが硬い3つの理由

引用元:井村屋公式サイト
あずきバーが硬い理由は3つあります。
- 乳化剤や安定剤といった添加物を使用していない
- 乳固形分が入っていない
- 空気の含有量が少ない
あずきバーの原材料は、小豆、砂糖、塩、水あめの4種類のみです。
乳製品や添加物は使用していません。
シンプルな原料で作ることにこだわり、素材をぎっしり詰め込んだとのこと。
その結果、空気の泡が少なくなって硬くなっているそうです。
あえて硬くしているわけではなく、安心、安全を追求した結果なんだとか。
昔と比べて硬くなっている?
あずきバーには、「昔と比べて硬くなっている」という噂があります。
実は、この噂は本当です。
昔と比べて硬くなっている理由は、消費者の嗜好に合わせて甘さ控えめになっているため。
初代のあずきバーと比べて、砂糖の量が減っているのだそう。
砂糖の量が減ることによって、水分量が増えます。
水分量が増えると、氷になる割合が増えるため硬くなるのだそうです。
あずきバー販売中止まとめ

- 販売中止の噂の理由はリニューアルしたため
- 50周年を記念して「あずきバー復刻版」が発売された
- 「あずきバー復刻版」は井村屋ウェブショップで販売されている
- 硬い理由は添加物と乳製品が入っていないため
2024年現在も、たくさんの人に愛されているあずきバー。
硬さの理由が、シンプルな原材料からきていることに驚きました。
また、消費者の嗜好に合わせて何度もリニューアルしていることに、あずきバーへの情熱が伝わってきます。
井村屋ウェブショップでは、あずきバー復刻版が販売されています。
初代のあずきバーを食べてみたい人は、お早めに注文してくださいね♪